ぶらんにゅーでいず

by 川野みみな (mimina@hauN.org)


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Volume I/Fear of Pop (09/10(Mon))

(Epic/Sony Music ESCA-7413 本体2,400円)

 Ben Foldsの、ほんとうのソロデビューアルバム、ってことになるのかな。Ben Folds名義で出したのはこないだのが初だけど、Ben Folds Fiveをやってる間にもこんなアルバムを作ってたのね。発売は3年前の11月。Ben Folds Fiveのアルバムでいくと、2枚目と3枚目(=ラストアルバム)の間に出てる。

 Ben Folds Fiveみたいに楽器どうしががんがんぶつかり合ってるんじゃなくて、あれこれの音がもさもさもさと積み重なってる感じ。そんな感じだから、人間の声も「Vocal」というよりは「Voice」になってる。実際、唄わないで詞をしゃべってるだけの曲が主だし。

 なんとも考えて考えて音を作ってる感じで、この作業がBen Folds Five3枚目のバラエティーに富んだ音作りにつながってるのかな、とか単純に考えてしまったり。

 Ben Foldsとしての初のアルバムでも、かなり凝った音作りをしてるけれど、ここまで実験的というか試験的な雰囲気ではないと思う。もっと聴き流しやすい音になってるのね。そのへんは、こういうところをくぐり抜けたあとの貫禄なのかもしれない。

 でも、そのうちまたこんなアルバムができてきても面白いかも、って思ったりもする。ライブでは演奏しにくそうだけど。



台風がきている (09/10(Mon))

 どうもお昼休みのうちに暴風警報が出たみたいで、電車が止まって帰れなくなるといけないからって、16時には帰宅しろという指示が出た。で、16:20くらいに仕事場を出た。

 ただ、帰れって言われるのは、通勤にJRとか私鉄とかを使ってる人だけだったりする。地下鉄だけで通勤してる部長や先輩は、まだまだ仕事をしていた。

 別に台風ってほど雨も風も強くない。これくらいの雨風なら、ちょっと天気が崩れればありそうに思うんだけどな。

 電車もバスもぜんぜん時刻が乱れてなくて、17:20には家に着いた。まあたまにはさっさと家に帰れる日があってもいいんじゃないの、なんて不謹慎なことを考えちゃうな。まともに被害に遭ってる人もいるんだから、そんな呑気なことを言ってちゃいけないんだけど。

 それでも雨戸閉めるくらいはするんだけども。



略語 (09/10(Mon))

 いま作業してるデータの領域の名前が、「M1」「M2」という具合についてて、「M9」まではいいんだけど、そのあとが問題で。

 「MA」を見るとNTTの料金区域を思い出してしまうし、「MB」はマザーボードだし、「MC」だと司会者になってしまう。何か間違ってるな。以下、ルータの「MN」まで続く。



鉄道未成線を歩く 私鉄編/森口誠之 (09/09(Sun))

(キャンブックス 鉄道26-1/JTB ISBN4-533-03922-7 本体1,700円)

 キャンブックスの大当たりシリーズで「鉄道廃線跡を歩く」っていうのがあって、この本はタイトルだけそのシリーズに便乗した形になってるけど、内容はぜんぜん違う。

 だいたい、廃線跡っていうのは、もともと線路があったのがなくなったところだから歩けるんであって、端から開通してない未成線では、場所を決めつけて歩くこともできない。場合によっては、線路の用地にしようとして買収した土地が空き地になって残ってることもあるだろうけど。

 ということだから、開通していない線路を思い描いて歩いてみるパートは本文のうちの半分もなくって、メインは、どうしてその路線を造ろうとしたのか、どうしてその路線は造られないままに終わったのかということを、いろんな史料を読み解いて組み立てていった文章になる。これが、鉄道の歴史の裏側を覗き見るって感じで、鉄道ファンとしては面白い。

 巻末には開通しないままに終わった鉄道路線のリストもあって、資料としても充分なものになってる。かなりお腹いっぱい。

 「私鉄編」ってついてるってことは、次は「国鉄編」なんだろうか。でも、筆者はいまでは会社員として働いていらっしゃる模様。どうなるんだろう。



きょうの出費 (09/09(Sun))

 三省堂書店名古屋テルミナ店で。

 日本の苗字のベスト10,000っていうのはしばらく前に出てて、買ったんだけど、今度は下の名前版が出たってことね。こういうので漫画やアニメやゲームのキャラクター名を調べてみると、けっこう面白そう。

 鎌倉書房メルサ店で。

 タワーレコード名古屋パッセ店で。

 Ben FoldsがBen Folds Five解散前にやったソロプロジェクトのアルバム。まだ買ってもいなかったし、聴いてもいなかったのよね。Ben Folds Fiveとはぜんぜん違う種類の音楽をやってるという話は知ってるんだけど。

 ヴァージンシネマズ名古屋ベイシティで。



カウボーイビバップ 天国の扉 (09/09(Sun))

((配給)ソニー・ピクチャーズエンタテインメント/(製作)サンライズ・ボンズ・バンダイビジュアル 2001年日本 114分)

 映画見終わったあと、車の中での主任と先輩の会話。

「なんかね、アニメを見たあとって気がしないでしょ?」
「そうですねえ」
「なんかね、ふつうの映画なのよ」
「それも、邦画じゃないですね。アメリカの」
「ハリウッド映画でしょ、これは」
「でも、実写メインでCG処理使うとかするとお金かかってしょうがないから、ぜんぶアニメでやってる、みたいな」

 「ハリウッド映画」っていうのは、なんかわかる気がする。個人的な印象は、「大人の漫画映画」って感じなんだけどね。

 主任たちの話の続き。

「このね、自分たちのやりたいことだけやってるって感じがいいのよ」
「受け狙いとか考えてないってことですか?」
「そうそう。やりたいことだけを突き詰めて、それでいいものを作ろうとしてるから、そこがね」

 わたしは、そういうところに不満を感じないでもないです。もちろん、そこがいいところになってるのも確かですが。まあ、これは、テレビ放映してたころから思ってたことだけれど。



スクリーンは遠かった (09/09(Sun))

 仕事場の人といっしょに『カウボーイビバップ』の映画を見ることになってたので、待ち合わせの上小田井駅に向かってたら、PHSに着信。渋滞で10分くらい遅れそうなんですか。

 で、駅前広場で拾ってもらったのが15:10ごろ。先輩と主任と合流して、そのまま先輩の車で、ワンダーシティの隣にあるイオンシネマ・ワンダーへゴー。

 ……って、この車の列は何ですか? これみんなもしかして、ワンダーシティの駐車場待ち? まだここ、ワンダーシティまで1kmくらいあるんですけど。映画の上映開始は……15:40、ですか。まあ、きっと何とか。

 ならなかった。駐車場の入り口に着いたときにはもう15:40ちょうど。先輩には車を停める場所を探してもらって、わたしと主任は飛び出してシネコンの入り口へ。15:40上映開始なら、15:50くらいまではCMとか予告篇とかやってるはずだからね。

 それで、3人分のチケットを買って、先輩が来るのを待つ。……来ない。主任が先輩の携帯にかけてみたり。

 え、何、停めるとこがぜんぜん見当たらないって? 駐車場の入り口で誘導してる人って、空きがあるかどうかとか何も考えてないの? どういうことよ。

 このシネコンのチケット、上映時間と座席が指定なんですか!? で、映画本篇始まったら劇場内には入れないと。あの、それは、このチケットが無駄になるということでは……。

 劇場入り口のところに、いま入場できる映画のタイトルが貼り出してあるのね。……あ、カウボーイビバップの名前が外されました。本篇が始まったようです。

 次の上映は18:10からなのね。なんというか、ほかの映画館で、17時過ぎくらいからやってるとこってないんですか。……上映時間を調べる手だてがないんですか。

 先輩がへろへろになって現れたのは、16:10過ぎだった。これだけだだっ広い駐車場で、空きがぜんぜんなくて、しかもシネコンの建物まで遠いところにしか停められなかったとなると、へろへろになるのも当然ではありますが。

 先輩のほうは上映時間のテレフォンサービスの電話番号知ってたみたいで、調べてる。……ヴァージンシネマズ名古屋ベイシティでは17:20からですか。あと1時間で移動は……道が空いてれば、ですか。

 まあ3人ともキレてたので、さっさと先輩の車に戻って、すぐにそっちに向かって出発してしまったのだった。間に合うかどうかもよくわからないのに、高速道路に乗って。

 道が空いていたので、17:10には目的地に着いた。やった、ばっちりだ。ワンダーでは売り切れてたデラックス版の映画パンフも売ってたし。

 でも、家で晩ご飯食べるつもりだったのがぽしゃっちゃったな……きょうは自家製のハンバーグの予定だったから、かなりもったいない。



みさきち (09/09(Sun))

 どういうわけか、『カードキャプターさくら』の木之本桜よりも『エンジェリックレイヤー』の鈴原みさきのほうが気に入ってるんだけど(どちらもヒロインです)、理由がよくわからなかった。作者は同じCLAMPだから、キャラクターの方向が違うという話にはなるんだろうけど。

 まあつまり、さくらのほうは、イラストで見られる可愛らしさに気合が入りすぎてて煩いということなんだろうと気がついた。みさきのほうは、なんかもう少し自然体な感じの画が多いのね。さくらみたいによく衣装が変わるわけでもないし。

 とあるところでみさきのほうが気に入ってるって話をしたら、「みさきちのほうがだまされやすそうだから?」と言われたことがあるんだけど、まあそのへんも一部を言い当てているんだろう。なんか気が抜けてるってことよね、たぶん。

 えーとまあ、CD屋さんで「雨あがり」(アニメ『エンジェリックレイヤー』の7月からのエンディングテーマ)のシングルを見かけて、初回特典の描き下ろしのイラストステッカーを見たときに、そんなことを思ったわけです。

 あ、でも、みさきより珠代のほうが好きです。



きょうの出費 (09/08(Sat))

 いけだ書店大口店で。

 見返しにあった「未成線が開業したときの写真」「未成線の時刻表」にちょっと笑った。要するに、車両は実在の私鉄のもので、行先表示とかをレタッチしてるんだけどね。でも、嘘写真は某先輩のテクノロジのほうが上だと思うし、嘘時刻表のほうも宮脇俊三の「線路のない時刻表」に載ってたのと比べると物足りなかった。フォントが微妙に違ってたりして、詰めが甘い感じで。まあこのへんは、おまけの冗談ってレベルなんだろうけど。

 あとがきを見てみたら、筆者の人、前に同じテーマのものを同人誌で出したことがあるんだって。JTBの編集者は、交通関係の同人誌までちゃんとチェックして、使えそうなテーマのものには目をつけてるってことなのかな。



焼肉と神社と古墳とダブルアイス (09/08(Sat))

 昼間から、なぜか家族で行きつけの焼肉屋さんへ。注文を取ったわたしのミスで、ふつうの肉をカルビだけにしちゃった。あとはみんな内臓。おかげで勘定がいつもよりだいぶ安くなったらしい。

 そのあとは、なぜか地元の史跡巡りに。買い物に行くんじゃなかったの? まあたしかに、灯台下暗しで、そういうところってぜんぜん行ったことないんだけどね。

 最初は大縣神社。お社の囲いの石柱にいろんな会社の名前が彫ってあるんだけど(たぶん寄付金出してるところよね)、近所のそこそこ規模の大きい会社はどこも名前が出てるようだった。こういうのって、神社の人が地元の会社に営業回りに行って寄付頼んでくるのかな。

 神社には立派な梅林があるんだけど、この時期に見たところでただの林なのだった。2月くらいに来ましょうね。

 個人的には、大縣神社よりも田縣神社のほうが興味あるな。いろいろとスゴそうだし。

 それから青塚古墳史跡公園へ。去年できたばっかりのぴかぴかの展示館があって、そこでぼんやりしてた。展示内容がちょっとこども向けすぎるように思えたんだけど、市内の小学校から見学に来るのがメインだろうから仕方ないわね。

 そのあとショッピングセンターに行ったら、妹が喉乾いたっていうんで、レディーボーデンのアイスのお店に入った。妹はレモンスカッシュフロート、母はカフェオレ・バニラミックスのソフトクリーム、わたしはブルーベリーチーズケーキとキャラメルファッジなんとか(忘れた)のダブルアイス。

 おかげでこのあと、食料品の買い出しをしてたときに、何を見てもお腹がもたれてしょうがなかった。さすがにダブルは食べすぎだったか。スクープで掬って掬ってして、完全な球形にしたアイスがふたつ乗ってたからなあ。



ライブチケット (09/08(Sat))

 休みの土曜日なのに、8時前に起きて、朝ご飯を食べて、8時半過ぎには市内のショッピングセンターに乗せていってもらった。

 ……ここのチケットぴあスポットって潰れたの? なんか、隣町とか隣の隣の町にある同じ系列のショッピングセンターにはぴあスポットがあるから、そっちに行ってほしいって。あ、でも、こんな貼り紙が店の入り口にしてあるってことは、いまでも間違えて朝から並びに来る人がいるっていうことなのか。

 しょうがないので、隣の隣の町にあるショッピングセンターに行ってもらったら(うちからはそっちのほうが近い)、もう5人並んでた。さっきの無駄足のせいで、もう9時回ってたんだけど。

 先に並んでた人の話を聞いてたら、わたしと同じ間違いをしたことがある人もいるみたい。あのショッピングセンター、ほんとに突然ぴあの発券を取り止めたみたいなのね。

 わたしのすぐ前にいた人は、Backstreet Boysのチケットを取りにきたらしい。ナゴヤドームでコンサートがあるのね。Ben Foldsの名前を出したら、その人はさっぱりわからないようすだった。やっぱりマイナーか。

 10時10分前くらいになって、中から店員さんが出てきた。チケットの予約受付票に番号を書いて配ってる。あらかじめ書かせて集めといて、10時ジャストになったら発券端末に入力を始めるってことか。わたしは6番。

 列の先頭にいた人は、宝塚大劇場の公演のようだった。やっぱり熱心なファンが多いんだなあ。なんか、待ってる間も、ほかのところで並んでる人と連絡取り合ってるみたいだったし。

 で、10時にショッピングセンターが開店するのと同時に、ぴあの受付もスタート。先頭の人は首尾よくチケット取れたみたいだけど、2番目の人は希望の日付の公演がだめで、チケットの取り直しをしてる。これがタイムロスになるんだよ……。

 10:07くらいになって、わたしの番。……無事に、Ben Foldsの11月15日クラブ・ダイヤモンドホールでのライブチケットを入手。よかったよかった。今回のライブは全席立ち席で座席指定ないから、どんなタイミングでもチケットが入手できさえすれば問題なし。ただ、どのへんで見られるか事前にわからないっていうのは、つらい点でもあるね。ライブ当日は平日だから、早いうちに会場に行っていい場所を取るなんてことはできないし。

 わたしのすぐ前の人も無事にチケットが取れてたんだけど、ナゴヤドームのいちばん上の階の端のほうになってた。発売開始5分くらいでそこまで埋まっちゃうなんて、さすがBackstreet Boys。



落ちるNavigator (09/07(Fri))

 東京の部長から電話がかかってきた。Netscape Communicator(のNavigatorだけど)を起動すると、なぜかいつも不正な処理云々で強制終了してしまうらしい。Messengerのほうはぜんぜん何ともなく使えるという。それは、Communicatorがおかしくなってるか、最悪Windowsのほうがだめになってるか、かなあ。どっちにしてもインストールし直しなんだろうけど、部長はソフトのインストールとかぜんぜんできそうにないし、だいたいが東京にはそういう作業を信頼して頼めるような技量のある人もいないのよね。面倒だなあ。

 念のためもう一度電話して話を確認してみたら、Navigatorを起動してすぐ死ぬわけじゃなくて、とあるページを開こうとするとかならず落ちるということみたいだった。それまではそんなことなかったのに、ここ何日かだめになってるって。あ、そういうことか。それなら。

 設定でスタイルシートを使わないようにしてみたら、落ちなくなった。やっぱり。サイトリニューアルかなんかしたんだろうな。

 Internet Explorerを使うようにしてもらったほうがいいのかなあ。



遅れの理由 (09/07(Fri))

 朝、駅に、きのうの電車の遅れを詫びる掲示がしてあった。本線のほうで、人身事故があったみたい。

 名鉄の場合、名古屋志向でダイヤ組まれてるから、どこかで事故が出ると名古屋経由で名鉄全体に影響が出ることが多いのよね。名古屋のあたりが過密すぎるってことなんだろうけど、列車の本数を減らすこともできないし。



紺碧の國(1)/水原賢治 (09/06(Thu))

(ヤングキングコミックス/少年画報社 ISBN4-7859-2120-X 本体495円)

 何かNHK教育で土曜夕方にやっていそうなドラマのような香りが……というか、80年代前半くらいに、テレビ朝日が毎週1回30分のサイズで、ハウス食品の1社提供で、小中学生向けのドラマをやってたことがあったように憶えてるんだけど(『あばれはっちゃく』ではない。放送してたのは土曜じゃなくて平日の19:30からだったと思う)、どうもそんなような気分が漂ってる。『月曜ドラマランド』ほどタッチが軽くないように思う。……と、これではまったく雰囲気がわからないかも。

 なんか80年代くらいのように感じてしまうのは、この作者の持ち味かもしれない。ネタとしては充分いまっぽいところもあるように思うんだけど。それで、シーンの積み重ねかたが、どことなくテレビドラマ的に見えないでもないから、さっきのような感想になるんだろう。

 で、1巻の最後はかなりおいしいところで終わってるので、次が気になってしまった。



衣笠28号 (09/06(Thu))

 新聞に、人が亡くなったときみたいな黒地に白文字の大きな見出しで、「ローズ50号」と出ていた。

「何なのこの羊羹みたいな見出しは」
「何この『ローズ50号』って。鉄人28号の親戚?」
「あずさ2号じゃないの?」
「コント55号とか南極2号とか言うんでしょ、どうせ」
「……」
「……」



原因不明の遅れ (09/06(Thu))

 地下鉄を降りてみたら、5分前に出てるはずの名鉄の普通電車がまだ到着してないようすだった。雨だと簡単に4、5分は遅れるからなあ。

 いっこうに普通電車は来ないままで、次の地下鉄の電車が到着した。この電車は名鉄に直通していくんだけど、ほんとうなら、まだ到着してない普通の次に特急が通過して、そのあとに急行が来て、それからこの電車が到着するはずのところ。で、普通電車が来るまでは発車できないって。特急と急行の到着は待たないってことか。

 普通電車が15分くらい遅れて到着した。こっちの普通電車は途中で終着になってうちのほうまでは来ないから、待たされてる直通電車のほうに乗った。ほどなくこちらも発車。

 すぐ次の駅で特急と急行を待ち合わせるって案内が入った。結局ここで抜かれることになるのね。

 と、たしかに特急には抜かれたんだけど、急行が来ないままに発車してしまった。「急行電車が相当遅れているため、先に発車します」だって。こういうときって、電車の運行管理の部署がぐちゃぐちゃになってるんだろうな。

 地元の駅に着くまでに、追い抜き設備がある駅は2つあるんだけど、そのどっちでも結局急行に抜かれないままだった。地元の駅の「先発」「次発」の表示、先発の時刻のほうが次発の時刻よりあとになってた。そりゃまあそうなんだけど、そういうときは時刻表示を消したほうがいいんじゃないかって思う。

 結局、きちんと電車が動いてるときと比べると、15分くらい遅れたことになった。それはいいんだけど、いったいどういう理由で電車が遅れたか、ずっと案内が入らなかったことがよくわからない。何だったんだろう。



窓貼りのカービィ (09/06(Thu))

 地下鉄の電車を降りるときに、窓に貼ってある広告に目がいった。この秋始まる、アニメの『星のカービィ』(http://www.hicbc.com/tv/kirby/main.htm)のだった。地元のCBC製作の番組ではあるんだけど、こんな媒体で宣伝するのね。

 CBCも、前には『ドラえもん』の裏番組で『みかん絵日記』をやってコケたりしてるけど、ここ1、2年は『モンスターファーム』『デビチル』が手堅くいってるのかな。放映してる時間が土曜朝7時半なんて地味なところだから、そう簡単に打ち切りになったりはしないんだろうけど。「カービィ」はけっこうビッグネームだと思うから、どれくらいの話題になるか楽しみかも。



キリモドキの丘 (09/06(Thu))

 日経の1面下のコラムで、ジャカランダの話が出ていた。和名をキリモドキというんだそうだ。花の色や形が、桐の花によく似てるんだそうで。どちらの花も見たことないから、よくわからないんだけど。

 で、さだまさしの「ジャカランダの丘」「桐の花」が頭の中で同時に鳴って、混乱した。



ハナガラノハナガミ (09/05(Wed))

 あしたの『魔法少女猫たると』の録画予約してるときに思い出したこと。

 何度見ても「ハナウタノハレルヤ!」が「ハナムケノハナタバ」に見えてしまう。

(前者……『たると』のエンディングテーマ)
(後者……花*花のそこそこ売れたシングル)



電車の秋改編 (09/05(Wed))

 名鉄電車が10月1日にダイヤ改正するんだけど、そろそろ詳しい情報出てないかなと思って名鉄のサイトを見てみたら、ニュースリリースが出てた。もう先週のうちに出てたんだ。

 うちのほうでいちばん大きな変化は、地下鉄と乗り換える駅に一日じゅう急行が停まるようになることね。いままでは朝と晩しか急行停まらなかったから、休みの日ちょっと遅めの時間に出かけるときには不便してたんだけど、これで多少は便利になるかな。

 でもそれよりも気になるのは、通勤時間帯の時刻変更だったりする。確認してみたら、いちばんよく乗る急行の時間が2分早まってる。駅までのバスがいっつも遅れるから、いままで以上に乗りにくくなるなあ。まあ、もう15分くらい遅い電車でも遅刻はしないからいいんだけど。

 そういえば、9月30日いっぱいで廃止になるところがあるのよね。まだ乗ったことがないところばっかりだから、来週末にでも乗りに行こうか。



きょうの出費 (09/05(Wed))

 いつもの本屋で。

 この人もついに「(1)」ってつく単行本ができたのね。あ、でも、旧版の「恋ヶ窪スケッチブック」は(1)(2)だったっけ。

 先輩が水原賢治の名前を知ってて驚いたり。古本屋で表紙だけ見て絵柄が気に入ったのを適当に買った中に、水原賢治が混ざってたそうで。



アイスうどん (09/05(Wed))

 お昼にうどん屋で。

「とろろうどんの冷たいのお願いします」
「とろろうどんアイスですね」

 なんか違和感があるんだけど。



1社提供CMなし (09/04(Tue))

 『プロジェクトX』が終わったあと、新聞を見てたら、きょうは通常の『火曜サスペンス劇場』が休みで、途中CMなしのスペシャルドラマをやってるみたいだった。そんなフォーマットで放送できるってことは1社提供だろうから、本編の終わったあとに特別版のCMが流れるんじゃないかと思って、スポンサーがどこか調べてみることにした。家族はそのままドラマを途中から見てたけど。

 自分の部屋に戻って、番組のウェブページを探してる最中に、居間から「あなたーにー あえーてー ほんとーにー よかったー」って小田和正が唄うのが聞こえてきた。なんだ本編中にCM入ってるんじゃないかと思って居間に出てきたら、本編中の挿入歌だった。紛らわしい。

 でも、探し当ててみたら、スポンサーは明治生命なのだった。CMソングをそのまま劇中歌に使ってる……というか、このドラマのイメージソング扱いなのか。

 CMは1時間の番組に6分入るはずで、22:54までの番組だから、22:40くらいから番組を見てみた。いつまで経っても本編が終わらない、って、22:54回ってる……ナイターで番組開始が遅れたのね。

 エンディングにまた「言葉にできない」がかかって、ずーっと見てたら、曲がフェイドアウトしていって、最後に「あなたの守りたい人は、誰ですか 明治生命」と出て、すぐに来週の火曜サスペンスの予告が流れた。え、本編中にCM挟まないんじゃなくって、番組放送時間中にCMまるっきりなしってこと?

 ……つまり、番組全編が企業のイメージCMってことか。だから、CMソングがそのままドラマのイメージソングになってるわけね。あのコピーは、CMの最後にいつも出てくるのだし。



きょうの出費 (09/04(Tue))

 地元の駅前の本屋で。



使いものにならない日 (09/04(Tue))

 なぜか仕事中に私信メイルが4往復もしていたり。何してるんだ。まあ、予定どおりのペースでこなせてるから問題ないんだけど。

 夕方になってから、あした以降の仕事の確認のために部長と打ち合わせ。……早めに取りかかっておけばよかった。



けさの1面 (09/04(Tue))

 いつものように、朝ご飯を食べながら中日スポーツを見たら、1面トップが「イチロー女装で移動」なんてことになってた。その話自体はきのうのうちに知ってたから、改めて驚かなかったけど、そんなことで1面の記事になるんだなあと思った。

 まあ、ドラゴンズがセ・リーグの首位争いから脱落してるからしょうがないか。パ・リーグはぐちゃぐちゃになってて面白いのにね。パ・リーグがどれだけ盛り上がっても、中日スポーツじゃ4・5面にしか載らないんだろうな。



フェリオス(←間違い) (09/03(Mon))

 晩ご飯の一品に、がんもどきの煮物が出てきた。

「ひりょうずの煮物よ、あんた好きでしょ」
「好きだけど……ふつう『ひりょうず』なんて言う?」
「こどものころはいつも『ひりょうず』って言ってたわよ」
「そう?」
「『がんも』って言いかた知ったのはけっこうあとよ」
「ふうん」

 たしかに「ひりょうず」ってことばは知ってるけど、ふつうに使ったことなんかなかった。国語辞典で調べてみたら、ポルトガル語filhosの転じたもので、主に関西で使うことばらしい。このへんはやっぱり西日本寄りってことなのかなあ。

 filhosって何のことなのかは不明。



山崎まさよし+小田和正 (09/03(Mon))

 駅に出る途中にラジオを聴いてたら、「明日の風に吹かれて」という曲がかかった。べつに「明日の風」と「風に吹かれて」を足したような曲じゃなかった。



5倍 (09/02(Sun))

 昼寝をしていたら、夢を見た。仕事から帰ってきて、自分の部屋に入ったら、クレーンゲームで取ってもらったヒトカゲの縫いぐるみが5倍サイズになって蒲団の上に転がっていた。一抱えもある。

 驚いて目が覚めたら、縫いぐるみは15cmのサイズだった。そりゃそうよね。ピカチュウならたしかに一抱えもあるのを持ってるんだけれど。

(ヒトカゲ……ポケモンの一種)



Rockin' the Suburbs/Ben Folds (09/02(Sun))

(Epic Int'l/Sony Music ESCA-8352 本体2,400円)

 Ben Folds Fiveというアメリカのバンドがあって、おととし来日公演を聴きにいったくらい好きだったんだけど、去年の年末に解散してしまった。で、このアルバムは、そのバンドのフロントマン(ピアノ+ボーカル+ほとんどの曲の作詞作曲を担当)のソロデビュー作。Ben Folds Five自体、アメリカでよりも日本でのほうが売れてるみたいで、このアルバムも日本先行発売になってた。アメリカで出るのは9月11日だって。

 で、Bacharachのベスト盤の1枚目しか聴いてないのに、こんどはこっちを聴いてみたり。やっぱりこっちのほうが気になって。

 1曲目のイントロからピアノのリフと手拍子なんて調子で、もうこちらは引き込まれてしまった。途中から入ってくるドラムマシーンもいい味で、それまでのバンドの音とは違うけど、これはこれでいいなって思った。生ドラムにこだわらないところがかえって面白く思えた。Benさん自身がドラム叩けるはずなんだけどね。

 こういう厚めの音でポップな曲を連ねていくのかと思ったんだけど、さすがにそんなに単純じゃなかった。ピアノと弦だけで綺麗にまとめた曲あり、ロックかもしれないんだけどなにか間違ってるようなのあり。で、ほぼすべての楽器をBenさんが演奏しちゃってるのね。ピアノとドラムができる人だっていうのは知ってたけど、今回はベースやギターまで弾いてるようで。

 全体を通してみると、どこか突き抜けたような明るさがあるように思う。これは、前のアルバム(=Ben Folds Fiveのラストアルバム)と比べてしまってるからかもしれないんだけど、歌詞も全体にわかりやすくなってるし、サウンドもすっきりしてる。前のアルバムには迷走してる雰囲気が少なからずあったようにも思うんだけど、解散して整理がついちゃったってことか。

 わかりやすくなってるとはいっても、ふしぎな着眼点は健在でうれしい。勤続25年の新聞記者がクビにされた日の歌なんて、書ける人なかなかいないと思う。タイトルチューンなんて、まるで自分を戯画化してるような内容だし。

 サウンドにしても、工夫は凝らしてるんだけど、重苦しくなってないのがいいと思う。実験的な重苦しさが漂ってるのも好きだし、ありあわせのものだけで勢いでやってみましたってのも好きなんだけど、あれこれした結果がなんとなく軽やかに見えるというのもありだと思うわけで。

 もう何回か聴き返してみて、それから印象がどう変わってくるか、というところかなあ。いや、でも、詞だけ読んでも面白いと思うわ、これ。日本盤のおまけで入ってる曲なんて、51歳の日本人(だと思う)のオヤジが主人公よ。さすが日本盤だ。

 蛇足。日本盤の初回分にはマウスパッドがついてるって書いてあったんだけど、店先で見かけたパッケージはふつうのCDと変わりなかった。封を開けて歌詞カードとか出してみたら、歌詞カードのリーフレットの間に、CDジャケットよりひとまわり小さいぺらぺらのマウスパッドが挟まってた。Epicのウェブサイトの情報だと、裏面についてるフィルムを剥がしてから使ってください、だって。

 もうひとつ蛇足。11月15日には名古屋でライブがあるみたい。チケット発売は今週の土曜から。これは、チケットぴあに朝から並ぶかな。おととしのライブのときは、販売開始5分後くらいに電話したらすっとつながって簡単にチケット取れちゃったんだけど。



Burt Bacharach Presents Sweet Melodies (1枚目) (09/02(Sun))

(Warner Strategic Marketing/Warner WPCR-10978〜9(2枚組) 本体3,238円)

 アメリカンポップスのえらい作曲/編曲家のお仕事集。作曲家括りのベスト盤だから、当然いろんな歌手の歌が入ってる。オリジナルのアメリカ盤は3枚組75曲入りなのに、イギリス盤は2枚組50曲入りに減ってて、日本盤はどういうわけかイギリス盤のほうをもとにしたみたい。アルバムタイトルは、アメリカ・イギリスでは「The Look of Love」だったんだけど、日本では上に書いたとおりのタイトルになってる。どうしてだろうな。

 バート=バカラックって名前を知ったのは中学生のときだった。そのころラジオで朝やってた「さんさんモーニング」って番組のオープニングテーマが、バート=バカラックの「プロミセス・プロミセス」って曲だって紹介されたときに、名前を憶えた。この曲はインストゥルメンタルなんだけど、気持ちよく目を覚まさせる感じの曲で、けっこう気に入ってた。

 で、このCD、ほんとはゆうべ聴こうとしてたんだけど、14曲目のインストゥルメンタルの曲のところで寝ちゃって、目が覚めたらCDが終わってたので、12曲目あたりから聴き直し。

 パッケージに「日曜日は、お茶とケーキとバカラック」なんてコピーが書いてあるんだけど、たしかに天気のいい日曜日に聴きたくなるような懐かしくて気持ちいいポップス満載、な感じだった。過半数は1960年代の曲のようで、どれもこれも曲の長さは3分内外。これが俗に言う「3分間ポップス」ってものなのね。1枚目に入ってる25曲のうちで、わたしの知ってた曲は3曲くらい。2枚目はまだ聴いてないからわからない。

 そういえば、このCD、マスタリングし直したとかどうとか書いてないんだけど、音質がBeatlesのマスタリングし直したベスト盤よりよく聞こえる。うちの環境、CDプレイヤーは7、8年前のソニーのマルチディスクプレイヤー、スピーカーは10年くらい前のソニーのCDラジカセなんてものだから、聞こえかたがまるであてにならないけど。


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